世情は相変わらず不穏で、大学生の就職にいたってはかつてない「超氷河期」との報道です。それでも季節は確実に移ろい、冬の渡り鳥が飛来してきます。近くの池や河川、湖、干潟に目を向けませんか？　小さな鳥たちが、千キロ以上も羽ばたいてくる健気さに心が動かされるはずです。私たちはどうしても自分の身の回りのことばかり考えがちですが、たとえ上り坂の途中であっても、ちょっと足取り止めてみるのはいいかもしれません。
　みんな地球の一員です。

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